残忍な殺人は平穏な海辺の館で起こった。
殺されたのは金持ちの老婦人。
金目的の犯行かと思われたが、それは恐るべき殺人計画の序章にすぎなかった―人の命を奪う魔の瞬間“ゼロ時間”に向けて、着々と進められてゆく綿密で用意周到な計画とは?
ミステリの常識を覆したと評価の高い画期的な野心作を新訳で贈る。
読んだのはクリスティー文庫じゃなくて、早川の前の本です。
クリスティの中でどれが好き?って友達に聞いたら、この本でした。
まあネットで見た感じでも「ゼロ時間へ」は評判いいみたい。
読んでみての感想は洗練されてる作品だなと。
なんというかうまく計算されているというか・・・。
前も書いたけど、今読んでも違和感があまりなくて、人間を描くのが上手い作者だなと思った。
今も昔も人間ってそうそうかわるもんじゃないんだよね。
派手ではないけど、よくできている小説だと思う。
ところで4日からアニメがNHKで始まります。
どんな感じなのか楽しみなような不安なような。
予告も見てないし、里見浩太朗のポワロが予想できないー。
http://www3.nhk.or.jp/anime/agatha/index.html
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