パーフェクト・ブルー
2004年7月6日 読書高校野球界のスーパースターがガソリンを全身にかけられ焼死するというショッキングな事件が起こった。
たまたま事件現場に行き合わせた弟の進也と、蓮見探偵事務所の調査員・加代子、そして俺――元警察犬のマサは、真相究明に乗り出す。
社会的テーマと卓抜な人物描写で今日を予感させる鬼才・宮部みゆきの記念すべき爽快なデビュー長編。
野球を扱ったミステリで最初に思いつくのがこれ。
いやまあ野球じゃなくてもよかったかもしれないけど。
切ないというか遣り切れなくなるストーリーですな。
実際にこんなことが起こりはしないと思うけど、絶対にあってほしくない話。
これは初の長編作品だけど、なかなか良い出来だと思う。
最近の宮部みゆきの本はあまり好きじゃない。
模倣犯とか読んでて、ピースがあまりにもムカついたことしか覚えてない。
でもまあ読んでそんなに外れもないかなという気もするから、ついつい読んでいるけども、また読み返したいとは思わない。
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